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ピアノを弾きたがらない幼児のレッスン

現在小学生の○○ちゃんは8分の6拍子に苦戦してる(;・∀・)粘り強く取り組んでいる

 

年少さんから通ってくれてる○○ちゃん

当初なかなかレッスンは波に乗らず 来てもピアノは弾きたくない 遊びたい 集中力はなかなか続かない・・そんな子だった。

 

入会申込書の中に

○どんなレッスンを希望しますか?

○性格など 知らせておきたいこと

という項目がある。

○○ちゃんお母さんから

「楽しく楽器に触れて 30分集中できるようになる。」

「集中力がなかなか続かない。話を聞いてそうで自分の世界に入りやすい、とてもマイペース」っという分析

そしてだいたいのお母さん方からの希望 「楽しく」という言葉が入っている

 

性格などのこの欄はどのお母さんも 本当にわが子をよくわかってらっしゃるなあ😊っと毎回感心してしまう。レッスンの進み方で迷った時にはこれを読み返すことがあり「あ、だからこうなのね」など 私にとってとても助かる助言である。

 

○○ちゃん とにかくいろんなことに気を取られ落ち着かない30分という時間を飽きさせないよう苦戦しながら遊んでる風にみせかけてニコニコしながらじつは厳しくいろんなことを仕込んできた(笑) 

 

ピアノを弾きたくない状態でも ここに来るのが嫌でなければ やることはたくさんある。弾く事だけがすべてではない。得意なことはなんだろう、飛びついて長く取り組んでくれるものはなんだろう 歌が好きだと言っていたな・・

いろんなモノを作って 時にはご褒美で釣りながら🤣音楽は楽しいモノって事を刷り込み(笑)いつかピアノ弾いてくれるよね・・って毎週願いながらの30分

 

今思うとこれまでの生徒ちゃんたちの中で一番大変だった○○ちゃん

 

結果小学校に上がってからの伸びはすごく あの頃刷り込んできた譜読みもリズムもしっかり理解していて おまけに粘り強さも集中力も出てきた。本当にあの頃を思うと 今の姿に涙が出てくる 

 

やはりレッスンでもおうちでも これまでピアノを弾くという練習はなかなか進まなかったのでまだまだ指の動きはぎこちない。でも 音楽を嫌いになることなくここまで来てくれたことが抱きしめたくなるくらい嬉しい

 

あの状態で 「なんでピアノ弾かないの?いう事聞かないとダメ!」ってやり方をするのはとても簡単 だけど厳しい言葉が何度も口から出そうになるのを我慢 実際若かりし頃そうやってピアノ、音楽を嫌いにさせてしまったかもしれないレッスンもあった。委縮してピアノを弾かせる、音楽を嫌いにさせることは絶対にしてはならないこと。という思いが今はいつも心の中にある。

 

だいぶ前に生徒の保護者さんたちに対して協力していただいたレッスンに関してのアンケート。

 

いろんな項目がある中

○この教室で習ってよかったと思うことは何ですか?レッスンのどんなとこが気に入って魅力を感じますか? のところで○○ちゃんちは

 

「個人レッスンの良いところがすべてつまっている。子供の特性をすごく見抜いてくださり 本人のペースで進めてくれるところもありながら 覚えていくべきこともきっちり教えてくれる。ピアノ教室の域を超えて幼児教育をしてくれているような気がします。」

と とてもありがたい言葉をいただいた。 私は誉めていただくほどの幼児教育の才能はない(笑)

 

また 日ごろなかなか会うことができないのでレッスンに対しての要望や意見には

 

「練習もなかなか付き合ってあげれず 教室任せになっていて申し訳ないです。皆さんはどうしているんでしょうか・・まだ一人では練習するのは難しく 一緒にすると練習するのですが親次第な部分があり 申し訳ないです。」

 とあった。

 

自分から練習するようになる分岐点は小学4年生くらいではないかなと思っている。それまでは やはりお母さん方の上手な声かけ協力は必要です。

小さな子には 宿題頑張りシートのようなものを渡し練習した回数を書いてもらうなどしても ニコニコして教室に来るけど練習してないし次週にはそれ自体どこへいったかわからない・・って子もいる。

 

そんな状態だったのが4年生くらいになるときれいに練習してきてくれる。

理解力も上がりテキストもどんどん進んでいく状態に入るしヤル気もみなぎっている。っていうのが私の生徒ちゃんたちのパターン

 

そこに至るまでに 

「練習したの?」「はやく練習しなさい」「なんでしないの?」「いつになったらするの?」「そんなにしないならもうやめたら?」

というNGな声かけがない場合 4年生くらいでスッとうまく切り替わる。

 

逆の場合は とても良い感性を持っているのにもかかわらず 家でのピアノバトルに耐えられず辞めてしまうパターンが多く とても残念に思う

 

「楽しく」という言葉がレッスンの希望の欄に多い

「楽しくラクにすぐにピアノが弾けるようになる!」は詐欺です(笑)

 

楽しい雰囲気でわかりやすく工夫しながらレッスンは進んでいく 

そして練習は必須  だけどなかなか幼児ちゃんは練習しない子が多い

ご家族の上手な声かけのご協力があってずっと楽しく弾いていくことができる 

練習して練習して弾けるようになった達成感 心がフワッとなる気持ちを体験してその時やっと感じることができるのがピアノって楽しいって気持ち

 

音楽は嫌な事があっても笑顔になれる心を癒すことができるものなので これからもそれをうまく伝えていきながら ポイント押さえて和やかにレッスンしていきます。

 

もしも 思っているようなレッスンではなかったり方向性が違う などありましたら

溝が大きくなる前に遠慮なくお知らせください。

 

小学生になった○○ちゃんに あの頃の心境を聞いてみた

「ねえ なんであのころさ まったくピアノひかなかったの??」

「あーあたしピアノ私あまりすきじゃなかったからさー あ😅今は好きだからね!!💦」

っと素直なザっと切り込む○○ちゃん節のご意見いただきました🤣

そーなのー!?聞かなきゃよかったー?!🤣

 

そうかあのころ 見えない二つのわかれ道があって こっちに来たのだね😌

 

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